アッキーブログ

アッキー

30代/東海地方在住/交通事故で寝たきり生活/作業療法士歴10年以上/健康・思考/前向きなエネルギーに変える情報をブログで発信/格闘技/フォロー歓迎/

楽しめるリハビリ職員としてしていること!

リハビリ職員って人の体を動かしたりして責任重い仕事なんじゃないの❓と思う方もいるかもしれません。たしかにそうかもしれない。

 

ですが、どんな仕事であれ責任はついてきます。責任のない仕事とは逆にどんな仕事なのでしょうか❓仕事というものは責任を持たせてもらう大事な仕事です。そんな責任ばかりにシフトしていると中々辛いものがあります。そこも見つつ自身が取り組んでみた事を書いていきます⬇️⬇️

 

 

:contents

 

 

1.作業療法士ってどんな仕事❓
作業療法士ってどんな仕事なの❓とよく聞かれます。中々イメージが湧かない方が多いようでよく聞かれるんですね。リハビリ職は主に3つに分けられ、それぞれの専門分野を発揮しながら患者・利用者の機能の再獲得に向けた支援をしていきます。詳しくは各協会のHPを参照してください。⬇️⬇️

 

https://www.jaot.or.jp/

 

https://www.japanpt.or.jp/

 

https://www.japanslht.or.jp/

 

 

 

 

 

で、私はその3つあるうちの一つの「作業療法士」という職業です。主には日常生活全般の困ったを共にできるようにしていく事が主とした仕事ですね。なので患者の困ったことや悩んでいる事を聞いてアドバイスをしたり時にできるようにするために物作りをしたり。色んな支援の形があります。


私の事例だと、箸の操作が上手くいかない患者に対してその人専用のフィットする箸を製作したり、または在宅に帰られる患者に対して退院前の自宅を訪問してケアマネージャー・介護機器を取り扱う業者の方達と共に生活に必要な機器の選定をしました。集中する時間を作るのを目的に作業提供をし寝たきりから日中離床する事に成功したりと、作業を通した可能性って結構あるんですよね。

 

 

2.専門外に触れる
職業としての専門性発揮意外にもいろんな現場に所属するので場所によっては専門外な場面の介入もあるかもしれません。例えば、食事が上手く取れない患者の介入場面だってあるし、デイサービスであれば送迎車から利用者の昇降介助もします。食事配膳等の場面だってあります。トイレの介助にも介護士と共に入る場合があったりなどと様々です。


所属する組織の一職員として考えると、自分の専門性以外も広い視野を持ち現場に入らねばなりません。他職種の領域も介入していく場面はどうしてもあると思います。

 

ですが、そういったところにも介入する事でまた違った患者の姿を見る事もできます。他職種の仕事にも触れる機会にもなり理解にも繋がります。体感する事で介入方法の指導や、リハビリにも生かす事、他職種の困っている事を知る事ができたりとメリットは割とあるんですね。私はそういった場面は好きな方でなるべく多く介入しています。他職種や家族、患者が集まるカンファレンスというものがありますが、その時にも話がしやすくなります。そうする事で共通認識というものがうまれやすいです。

 

私が働いて思う事はいくら自分が成績優秀で患者に携わっていたとしても相手にとっては一日24時間あるうちのほんの一部だけです。なので、自分の仕事だけをしても患者・利用者は良い方向に向かいません。

 

3.一人で患者は見ていない

共に他職種や患者が共通の目標に向かう姿勢が大事だと思います。介助方法だったりを介護士に指導した上で携わると残存能力を最大限活かした介助方法に自然と変わったりしますし、こういた所が大事かなと思います。

 

4.まとめ

専門的な話になりました。「手と手を取り合わなきゃ支援ってうまくいかないよ」という事です。それができた時って医療や福祉の仕事ってとてもやりがいがあり楽しいもんですよ❗️